糖尿病の方の10%にうつ病があります
下表は、糖尿病患者さんにおけるうつ病の発現頻度の調査報告のまとめです。多いものでは30%近い報告もありますが、10〜20%という報告が多いようです。
報告者 | 症例数 | 発現頻度(%) | 評価方法 | |
現存 | 生涯 | |||
Contorolled Pookin et al. Robinson et al. Wells et al. Weverer et al. Uncontrolled |
下表は、糖尿病患者さんにおけるうつ病の発現頻度の調査報告のまとめです。多いものでは30%近い報告もありますが、10〜20%という報告が多いようです。
報告者 | 症例数 | 発現頻度(%) | 評価方法 | |
現存 | 生涯 | |||
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メチルサルフォニルメタン(MethylSulfoniylMethane,略してMSM)はほとんどの動植物に含まれる有機硫黄化合物である。
牛乳、肉、魚、果物、野菜、穀物など、多くの食品中に存在する。
水やナトリウムと同様、体内においてもタンパク質の合成に欠かせないミネラルの一つで、皮膚や関節、靭帯などの結合組織にとっても重要な成分である。また関節・筋肉が衰えるロコモティブ症候群にも効果的な素材である。
一般的に言おうというと火山や温泉などに漂う匂いのきついガスをイメージする。これらは無機硫黄であり、生物の体にある有機硫黄とは異なる
イオウの多くは土の中に硫酸塩の形で存在し、それらが微生物や植物によってアミノ酸などの有機物の形に変換されることで、動物の栄養源――有機イオウ化合物となる。
ヒトは無機イオウのままでは利用できないが、動植物に含まれる有機イオウであれば容易に体内に吸収して利用できる。
東南アジアにおけるマラリアとG6PD欠損症の分子疫学的解析
大分大学・医学部・総合科学研究支援センター・国際保健部門
川本 文彦
国際保健部門HPに戻る
はじめに
筆者は、偶然の発見からマラリアのアクリジンオレンジ染色(AO)による迅速診断法を開発し、多くのマラリア流行国に招聘されるようになった。1994年以降は毎年半分以上を海外での診断活動に従事し、多い年では年間4-5千名の住民の検診を行ってきた。それまで実験室内で行っていた研究は出来なくなり研究テーマを換えざるを得なくなったが、研究室にこもった研究では得ることのできない新しい経験をし、教科書にも書いていない多くの事例を学ぶことができている。これら疫学調査に至った経緯や得られた結果について記したい。
(1) 東南アジアにおけるマラリア疫学調査
AO法をランセットに発表してから、はじめて訪問したマラリア流行地はソロモン諸島であった。1991年の6月に自治医大の石井先生に誘われたもので、最初の訪問国としてはいささか辺鄙すぎる場所であった。AO法を開発する前に、蛍光顕微鏡を使ったDAPI/PI染色による迅速診断法を発表(1987)していたが、石井先生には特に注目していただき、高価な蛍光顕微鏡を使わず、通常の顕微鏡で迅速に診断できる蛍光染色診断法を考案してほしいとしきりに頼まれていた。そんなことは出来るはずが無いですよと答えていたが、偶然に知った干渉フィルター方式の蛍光観察法で何とか石井先生の要望に答えられる方法が出来上がった。それでソロモン諸島に誘われたわけであるが、この時には干渉フィルターを備えたハロゲン光源がまだ出来ておらず 、ソロモンでは太陽光を利用して診断した。ソロモンは首都(ホニアラ)にマラリアが存在する数少ない国(3-4ヶ国)の一つで、寄生率1%以上の子供が走り回っているので驚いてしまった。日本人ではとっくに寝込んでうなっているはずであるが、免疫を獲得すると少々感染しても重症化しないことを見て、流行国のすごさを知った。
太陽光あるいは外部光源を利用したAO蛍光観察法
次に訪問した国は同年10月のインドネシアで、長崎大学・熱帯医学研究所の神原先生に誘われたもので、翌年からロンボク島のマラリア調査に加わった。それ以来、スラバヤにあるアイルランガ大学の熱帯病研究所との付き合いが今日まで続いており、ハルマヘラ島、ブル島、セラム島、フローレス島、チモール島、カリマンタン島などのマラリア調査で多くの共同研究の成果を発表でき、紹介していただいた神原先生には大変感謝している。しかし、インドネシアでは政変のため、少々危ない目にも会った。1998年5月のジャカルタ暴動の折には石井先生と一緒にスラバヤにいたが、ホテルに安否のファックスが来たのは石井先生のみで私には何もこず、教授と助教授の立場の違いを思い知った。また、ハルマヘラ島での調査中やアンボン 島滞在中に村々の間に不穏な雰囲気を感じていたが、同年11月にアンボン、ハルマヘラ島の最初の暴動が起きて、数ヶ月の間に1000人以上の人が殺された。この暴動は、ブル、セラム島での調査を終えアンボンからスラバヤに帰った3日後に起きたもので、間一髪で難を逃れることができたのは幸いであった。その後、ハルマヘラ島パヤヘで宿泊していた民宿が焼失し、息子さんが殺されたと聞いている。暴動は未だに続いており、マルク州はイリアンジャヤ、アチェと共に外国人の入国が制限され、疫学調査は不可能である(アンボンではつい最近の2004年4月にも大規模な暴動が起きた)。
1991年11月にはタイを初めて訪問し、陸軍医科学研究所(AFRIMS)のチャンスダ博士およびマヒドン大学熱帯医学部グループと知り合った。タイ訪問は、AO法を発表した折にチャンスダ博士のご主人が静岡の病院で外科の研修を受けておられ、チャンスダ博士がご主人に連絡され、すぐにタイに来て紹介してほしいと要望されたのがきっかけであった。その後は、チャンスダ博士との非常に有意義な共同研究が今日まで続いており、共同で多くの論文を発表している。また、タイから更にベトナムにまで足を伸ばして、ホーチミン市熱帯病研究所のグエン・ヅン医師(現ホーチミン市保健局長)と知りあい、これらの縁でヅン医師とも現在でも共同研究を継続している。良いカウンターパートに会えた事が今日まで楽しく研究できていること� �なっている。ベトナムを初めて訪問した折には、怖い国というイメージがあったためかなり緊張したが、日本びいきの人が殆どで、その後20回以上は訪問しているはずである。
これらの国で太陽光を利用したAO法を紹介したが、太陽光を正確に捕える必要があって太陽を追っかけなくてはならず、2-3秒後には顕微鏡の鏡を動かしてアジャストしないときれいに見えない。その為、ほとんど全ての方から外部光源を利用した方式でないと難しいとクレームがあり、何とかしなければと色々と知恵を絞った。最も良いのは、スライドプロジェクターを外部光源として使用する方法であったが、高価であることとマラリア流行地では昼間に電気が供給されていないのが普通で、スライドプロジェクターも使用不可能であった。そこで、干渉フィルターを備えた外部光源を東洋光学と一緒に開発することになり、電気が無いところでも使用できるようにバッテリー駆動を可能にした外部光源が出来上がった。電気の無い町� �もバッテリー屋は必ずあり、充電したバッテリーを大変やすく借りることが出来る。また、4駆の後ろに顕微鏡とハロゲン光源を備え、車のバッテリーに繋ぐと移動診断車が簡単に出来上がる。ハロゲン光源装置をバッテリーに繋ぐこの方法で、ベトナムを皮切りに東南アジア各地でマラリア疫学調査を開始したが、その前に実験室内の研究から疫学に方向転換した経緯について触れたい。
1992年から翌年に掛けてインドネシア、タイ、ベトナム、ソロモン、東アフリカ、中国、ブラジル、ボリビアなどに出かけAO法を紹介したが、サービスするのみでは研究にならず、論文が書けなくなるので困ったことになったと思っていた。しかし、ソロモンやロンボク島の調査の過程で四日熱マラリアが存在することを見出した。ロンボク島での発見は本島で初めての報告であった。また、中国・成都の華西医科大学でも、用意された10数枚の三日熱マラリア塗末標本のなかから3枚に四日熱マラリア原虫を見出した。共同研究者や招聘者にその旨を伝えると、東南アジアや中国には四日熱マラリアは殆ど分布しないことになっており、三日熱マラリアの間違いであろうと全く信用されなかった。特に、中国では「四日熱か三日熱か� ��く判らない奇妙な形態を持つ原虫があるのは我々も認めるが、バンドフォームが見つからない限り、四日熱とは言えない」と断言された。これは、タイ、ベトナム、インドネシアでも同じで、その時誰一人として四日熱マラリア原虫の存在を認めてくれた人はいなかった。しかし、間違いなく四日熱マラリアであると確信していたし、これだけの頻度で見つかるので実際にはかなり分布しているものと考えられた。ひょっとしたら教科書に書かれている「四日熱および卵形マラリアはアジアにはほとんど分布しない」というのは間違っているのかもしれないと思いはじめ、存在を信用する人がいないことは競争相手もいないわけで、これがヒントになり、疫学調査に踏み切る決心がついた。しかし、実際に疫学調査をはじめてから論文が� �けるまでに2年以上も掛かり、研究テーマの変更はやはり大きく影響した。
筆者にとってはこの変更は確かに重大な決断であったが、東南アジアが性にあっていると感じたことも大きい。どこに行っても全く日本人に見られず、特にベトナムの流行地に行くと、どこに日本人が来ているのかとよくからかわれた。また、タイでも度々道を聞かれ、聞いた方が逆にビックリされることが多々あって、まともな服装をしていては迷惑を掛けるので、以来短パンとひも付きサンダルをはき、私は外人ですという格好に変えてからは無くなった。しかし、短パンは東南アジアでは無作法な貧しい人の格好であるため、銀行や官庁に入れてもらえなかった原因にもなった。また、東南アジアの国内線では日本人同士を隣に座らせることが多いが、私が話しかけると現地人と勘違いされ、驚かれることは度々あった。あるおば� ��さんは最後まで「日本語が本当にお上手ですね」と日本人とは認めてくれなかったし、多くの人からお金目当てに話しかける変な外国人として警戒された。一番傑作であったのは、チャンスダ博士のご主人が京都の学会にこられたのでホテルに迎えに行った折に、フロントの方から日本語が大変お上手ですねと言われてしまった。この時には、「私は日本人です」とは言えなかったが。
!doctype>おっと、おっとおっと。あっという間に金曜日。ブログ更新をすっかりさぼってしまって・・・。少しずつ遡って更新してくかなっ(汗)。とりあえず今日は、去年か一昨年のデザイナーズウィークで見かけてからずっと欲しかった、Dean&Delucaの黒いトートを発見した!と耳寄りな情報がレイコ姫から入ったので、仕事のあと早速みんな大好き☆東京ミッドタウンに出かけてみる。うーん、やっぱりミッドタウンは楽しい。早速D&Dに駆け込み、目当てのトートを無事ゲット。そしてとりあえずIDEEと柳宗理のショップはチェックしておく。ミッドタウン大好きなんだけど、電車で来ると帰りが面倒でたまらん。大江戸線のホームってなんであんなに深いのか〜。もぐってもぐってさらにもぐって� �もうどんだけ〜(いかほど〜、と最近は付け足すらしい)。やっぱり都内はべスパに限るな。早く任意保険に入らなきゃ(ただいまべスパ自粛中)。
!doctype>●ヒトは「食料保存能力」を極めた
メタボリック・シンドローム(略してメタボ)を構成する最初の条件は「肥満であること」だ。今では、肥満が諸悪の根源であるかのように忌み嫌われているが、30~40年前までは太った大人は"恰幅のいい人"といってうらやましがられ、太った子どもは"健康優良児"とかわいがられたものだ。
肥満こそ、豊かさの象徴であり、幸せの代名詞であった。いつ頃から肥満が悪者になったのであろうか。
地球上に生命が誕生したのは(諸説あるが)10億年から6億年前だといわれている。私たち(生物学ではヒトという)が所属する【ほ乳類】が誕生したのは3億年前から2億年前らしい。長い年月をかけて、ヒトは進化・発展してきた。
!doctype>そんなことはさておきーの
このブログちゃんはポーカーフェイス(・∀・)
面白い話でもしたまえ。
うけたら…
うけらたま…
承りました。
コンビニで420円出したらさ
(o・v・)
ははははは
つまらん生活しとるな、俺。
そういえば同じ学部の女の子と初めて会話しました。
香水やばいっしょ
クラクラした。
あれは確実に香水に良からぬ草かアルコールが入ってるんだろうな。
ちなみに僕は匂いフェチなので
!doctype>肥満している女性には、出産する時や出産した後にも様々な危険があります。
肥満している女性が出産するときには、「妊娠高血圧症候群」、「妊娠糖尿病」、「難産による帝王切開や吸引分娩などの異常分娩」、「分娩時の出血量の増加」、などの障害が起こることがあります。
これらの障害が起こる確率が高くなることで、妊婦と赤ちゃんの両方に大きな負担となり、最悪の場合もあり得るのです。
また、出産した後には「月経の遅れ」、「感染症」、「肺塞栓症(はいそくせんしょう)」などがあります。
!doctype>「肥満予防健康管理士」とは、一人でも多くの国民に心身ともに健康でゆとりのある生活が出来る様にメタボリックシンドローム(内蔵脂肪症候群)予防を目的とした肥満予防、肥満解消、又肥満と健康について適切なアドバイスが出来るスペシャリストの育成を目的とし、社団法人企業福祉・共済総合研究所は、保健指導分野の資格として設定しています。
通学・通信とも
●受講料 68,000円(税込)
※テキスト・添削指導料を含みます。
★食べる量と私の体重の推移
質問が多いのでここに書きます。
凄く変動が激しいですがこれは、あくまでも私の例です。
**ここから+***
拒食症になり52~3キロから30キロ台後半を
うろうろするくらいまで減りました。
そのうち食べた分を吐くようになり、そのうち過食嘔吐に。
年々過食衝動が強くなり、毎日吐く様になりました。
吐いてもじりじり体重がふえ、数年かけて50キロくらいまで太りました。
過剰な運動を加えてまた40キロくらいになりましたが、
やはり段々代謝が悪くなり年々太っていきました。
摂食障害10年がすぎ43~45キロをうろうろしてた頃
嘔吐をやめることを決意。
止めて数ヶ月で58~60キロ?(途中で体重はかるのやめたので実際はもっと増えたかも・・)まで増えました。
※みんなこんなに増えるわけではありません。
普通に食べ初めて最初から痩せた人もいるし、
2キロ増えてすぐ減った人もいます。
幾ら頑張って食べても、太れなくなってしまった人もいます。
orikuykotaさん
理想的な体重について。
肥満の為、ダイエットをするのにあたり、自分の目標とする理想体重がわかりません。
現在、身長155cm、体重62キロです。
理想体重の計算方法を二つ発見し
計算してみたところ
・標準 51.6
・美容 46.8
・モデル 43.2
とあり…標準体重からモデル並体重には八キロ以上も差があります。
!doctype>代表的な色の【長所】と【短所】。
「これはちょっと違うんじゃないの?」
というのもあるかもしれません。
「言葉足らず」
で誤解を招くようでしたらすみません
色の【長所】と【短所】
日常生活に役立ててみてください。
色の「濃い」「薄い」で効果を強めたり弱めたりします。
「濃い」のは色のいい効果は期待出来ません。
「濃すぎず薄すぎず」
「多すぎず少なすぎず」
といった色の使い方がいいと思います。
赤
【長所】
活発、リーダーシップ、積極的、精力旺盛、楽天的など。
【短所】
衝動的、無作法、無神経、つっけんどんなど。
性的衝動にかられる時も赤を好む傾向があります。
『最近あの人、赤多くね?』
そういう人、身近にいませんか?
街中を赤いスカートをはいて歩いている女性は、男性の気を引こうとしているようにも映ります。意図的かはともかくとして、そう見えます。赤はそれだけ注意を引く色だからです。
お目当ての男性を前に女性が赤を身につけて主張するのは、
『私は(女性)あなた(男性)に気がありますよ。』
と知らせるサインにもなりそうです。
!doctype>『Dr.HOUSE』(ドクター・ハウス、原題:HouseもしくはHouse M.D.[1])は、2004年よりアメリカ合衆国のFOXで放送されている1話完結型のドラマシリーズである。製作はデイヴィッド・ショア、ブライアン・シンガーほか。
アメリカでは第7シーズンまで放送されており、2011年10月から第8シーズンの放送開始が発表されている[2]。日本ではFOXチャンネルが日本語字幕版、吹替版と順番に放送しており、2012年3月から第6シーズン吹替版が放送されている。地上波では日本テレビ系が放送しており、第2シーズンまで放映されている。
診断医としての評価は高いが一匹狼で捻くれ者のハウスとそのチームが、他の医師が解明出来なかった病の原因をそれぞれ専門分野の能力や個性を生かして突き止めていく姿を描く医療ドラマ。
アメリカでは現在第8シーズン放送中である。日本では2005年より『HOUSE』のタイトルで専門チャンネルのFOXライフ HDで第1シーズンが放送され、その後2006年の8月から通常のFOXチャンネルでも放送した。2007年6月の第2シーズン放送より、現在の『Dr.HOUSE』に邦題を改題した。FOXチャンネルでは2008年2月から日本語吹替版も放送を開始。字幕版の放送終了後に吹替版の放送を開始する形で、2011年6月までにシーズン5まで放送された。2011年7月からシーズン6字幕版の放送が開始された。また、日本のBSデジタル放送では、2012年3月より、ブロードキャスト・サテライト・ディズニー(Dlife)より、第1シーズンが放送されている。
地上波では、2009年5月から日本語吹替版を日本テレビ系が放送している。
日本では「US版ブラック・ジャック」というキャッチコピーが付いている(ただし、ハウスは正式な医師免許を持っている)。その為か、レンタル用のCMにて一度だけ、ブラック・ジャックとハウスが共演している(台詞を繋ぎ合わせて、二人が会話している仕様)。
DVDは、2009年4月24日以降、第1シーズンから第5シーズンまでのリリース(レンタルおよびセル)が順次行われている。
アメリカ・ニュージャージー州プリンストンにある、架空のプレインズボロ教育病院が舞台。グレゴリー・ハウス医師は、ニュージャージー州プリンストン・プレインズボロ教育病院で解析医療部門を率いる、型破りな天才医師である。
ほとんどのエピソードは、病院の外のどこかで患者の病気が発症するシーンから始まる。そして、その患者の病気の原因を突き止めるべく、試行錯誤するハウスと彼のチームがこのドラマの主体である。
序盤のハウスは、患者から一定の距離を置いており、別のことにうつつを抜かしたり、患者に興味のないフリをしている。ハウスのチームは、まず症状から推測される原因を、数多くホワイトボードに列挙することから始める。その後、ハウスの誘導に沿ってソクラテス式問答法を用いて診断をするのだが、ハウスはしばしば部下の情報や意見を、見当違いだとして切り捨てたり皮肉や冗談を言いながら、安楽椅子探偵のように思考の試行錯誤を重ねていく。
その後、推測を元に治療が行われるが、その多くが症例の少ない奇病・様々な複合要因による状態の複雑化・担ぎ込まれた時点で根本的に原因不明など一般の医師でも診断が困難な難病ばかりであり、患者は大抵2度3度誤った診断をされ、加速度的に病状が悪化するパターンが多い。
結果的に多くの患者は快方に向かうが、稀に努力が実らず、診断の遅れや医療ミスなどで死亡させてしまうケースもいくつか存在している。
病気の原因が簡単に導き出せない理由は、患者が病状や事情についてつく嘘に起因している場合が多い。例えば奇病の原因となった浮気、内在的な障害、自身の過去、職業などについて嘘をつくのだ。このためハウスはよく「人は誰しも嘘をつく」とつぶやいたり、チームの考えについて「その患者は嘘をついている」と反論するのである。明確にそう口にすることはなかったとしても、彼は大抵この仮定のもとに診断する。そして、発症時の症状と証言、悪化した結果から得られた矛盾点から患者の嘘を見抜き、適切な処置のなされた患者が快方に向かう、または退院するのが基本フォーマットである。
本作品のお決まりの脇筋として、ハウスがしぶしぶ行う病院診療がある。診療中、彼は常軌を逸した態度や型破りな治療で患者を困惑させる。しかし、一見患者に注意を払っていないように見えながらも、素早く正確な診断で患者を驚かせる。例えば患者が病状について説明しているあいだ、彼がビデオゲームで遊んでいたり、またあるエピソードでは複数の患者を診療室から帰りながら待合室で5分で診断したことがある。
ハウス自身は診療嫌いであると主張するが、皮肉にも診療室で遭遇する簡単な問題がそのエピソードのメインの問題を解決することがあり、これが本作品の魅力の一つとなっている。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
1話完結であるため、シーズンを通してストーリー性がある物を挙げる。
後半。スポンサーが欲しいカディは、病院の会長に製薬会社のオーナーでもあるエドワード・フォグラーを迎える。フォグラーは、独裁的な人物で、当然、傲慢なハウスと衝突を始める。フォグラーは表向きは倫理観を持ち出して、ハウスを辞めさせるために圧力をかけていく。やがて、ハウスを庇うキャメロンやウィルソンが解雇される事態に陥る。
ハウスの元恋人でもあるステイシーは、カディの要請を受けて病院の顧問弁護士に就く。ステイシーと縒りを戻したいハウスはことあるごとに彼女にちょっかいを出し始める。最初は拒否していたステイシーもやがてハウスとの関係を修復しようと考えるが、あることがきっかけで身を引き、病院を去る。
シーズン2の最後に、過去の患者の夫に拳銃で撃たれたハウスは、自身が命令した麻酔治療を行わせた。一時は足の痛みが消えるものの、再発してしまう。そんな中で、ハウスはある男・トリッターの診察を行い、いつもの調子で相手のプライドを蔑ろにする。トリッターはカディの下に赴き、ハウスの謝罪を求めるが、ハウスは意に介さない。そんなトリッターは麻薬捜査官で、ハウスがバイコディン中毒であることを嗅ぎ付けると、薬物の不法使用で立件しようとハウスの捜査を始める。最初は全く相手にしていなかったハウスも、チェイスらハウスの部下やウィルソンを利用するトリッターの手腕に追い詰められていく。
後半。フォアマンはハウスを認めつつも、自分がハウスの様な人間になることを恐れていた。しかし、ある男の子の治療の際に、フォアマンは独断的な治療を行ってしまい、自分がハウスの様な人間になりかけていることを自覚する。そしてフォアマンは辞職を決意するが、ハウスはそれを認めようとしない。ハウスは表では気にしないと言いつつも、裏で手を回して何としてでもフォアマンを辞めさせないように動く。
シーズン3の最後に、フォアマン、キャメロン、チェイスの3人はハウスの下を去った。ハウスは平静を装い、新たなチームの結成を頑なに拒否するが、カディやウィルソンに説得され、しぶしぶ部下の募集を始める。そしてハウスは、時に無理難題をふっかけながら、集まった40人の中から3人を選ぼうとする。しかし、一方で、ハウスはかつての部下3人の幻影を見てしまい戸惑う。紆余曲折の後、ハウスはカトナー、タウブ、ハドリーの3人を選び、そこにプレインズボロ病院に戻ってきたフォアマンを加えた新体制を発足させる。
後半。最後まで残ったアンバーがウィルソンと恋仲になっていたことが判明する。ハウスはアンバーの性格を踏まえ、これはウィルソンを介して自分の部下となるための策謀と考える。そこでハウスはウィルソンを救う意味もあって、2人の仲を裂こうとちょっかいを出し始める。しかし、やがてハウスは2人の仲は本物だと知る。
シーズン4の最終話でのアンバーの一件から未だに立ち直れないウィルソンは、プレインズボロ教育病院を辞めようとする。ウィルソンを引き止めたいが、元来の性格の上、責任の一端を感じているハウスは、上手く切り出せない。そんな中で、ハウスに彼の父親が亡くなったという知らせが入る。
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