こちらは、明治創業の横浜中華街で最初に出来た菓子売店で、本店(本館)は広東料理のお店です。
ちなみに「同發」という店名は、
「お客様と共にあり、共に発展していきたい」と願う気持ちから付けられたそうです。
中華街大通り沿いに4店舗あるので、あまり意識せずにフラフラとウィンドーショッピングを楽しんでいると、
「あれ?このお店さっきもなかった?」
ということになります。
また、売店に隣接してお菓子工場があるため、作り立てのお菓子を購入することができます。
大手は郊外の工場で作ったものを持ってきて販売しているところが多いので、
中華街内に工場があるお店は珍しいのではないかと思います。
asboestosの何パーセントは危険です
こちらの店舗に来る前に同發 菓子売店で月餅を買ったのですが、
途中で大好きな「馬拉糕(中華風蒸しカステラ)」を買い忘れたことに気付きました。
でも今から戻るのも面倒だし、駅までの間にも店舗があったはず…と歩いていたら予想通りあったので立ち寄りました。
こちらの店舗で買ったのはこの「馬拉糕」1つだけだったので、
お会計がとても気まずかったのですが、すでに持っている同店の紙袋に気付いた店員さんが、
まとめて持ち手付きの紙袋に入れ替えてくれました。
忙しい中、こういう気が利くサービスをしてもらえると嬉しいです。
☆馬拉糕(中華風蒸しカステラ)…200円
あなたが寒いときになぜあなたは震えるのですか?
こちらは甜点心の一つで、もとはマーラーカオとかマーライコウと呼ばれるマレーシアのケーキで、
それに広東語で当てた字を北京語読みしているのが「馬拉糕」。
中国語で「馬拉(マーラー)」は「マレーシア」意味で、「糕(カオ)」は「ケーキ」の意味。
(今の中国語ではマレーシアは「馬来西亜」と書くようですが)
語源は、元々はマレーシアの黒砂糖を使用したケーキで、それがマレー人をイメージさせるケーキだったからとか、
単純にマレーシアから伝わったケーキだからとか、諸説あるようです。
甜点心の一つなので歴とした中華菓子なのですが他のお菓子と比べると中華っぽくないのは、
もともとマレーシアのお菓子だったからなのでしょうね。
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…と、そんな薀蓄はさておき、この馬拉糕は私の大好きな食べものの一つ。
コンビニやスーパーでもマーラーカオと名の付くそれっぽい商品が売っていたりもします。
こちらの馬拉糕は、近くの工場から毎朝出来たてが運ばれてきますが、
より作り立ての状態に近づけて味わいたい場合は、蒸し器で蒸し直したりレンジで温めてから食べるのがオススメ。
甜点心ですので、蒸し器で蒸したてのものを食べるのが一番なのは当然です。
今回は滞在先のホテルにて食べたので残念ながら温め直すことはできませんでしたが…(T_T)
こちらの馬拉糕、お店の注釈ではカステラとなっていますが、
カステラと言うより蒸しパンに近い食べ物だと個人的には思います。
卵が沢山入っているため、とても綺麗な黄色をしていて重みがあります。
食べてみると、生地のきめが細かく(密度が高く)、ふわふわというよりもっちりとした弾力性のある生地。
はぁ~…このもっちり感、幸せです♪(〃▽〃)
牛乳と一緒に食べたら、もっと幸せでしょうね~。
やはり、コンビニやスーパーで売っているものとは全然違います。
見た目は蒸しパンのようですが、蒸しパンとは違い油が多く含まれているため、
食べ応えもありどっしりとしています。
これで200円はコスパも悪くないと思います。
中華街では他にも馬拉糕を売っているお店が何店舗かありますが、
お値段を考えるとこちらの馬拉糕はオススメだと思います。
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